丸本文恵 十一月荘 第2号 [00393]

丸本文恵 十一月荘 第2号 [00393]

販売価格: 381円(税別)

(税込価格: 411円)

商品詳細

カバーから感じる丁寧さには決して押し付けがましさが無く、じんわりといつまでも眺めていたくなる。
それは、各文章、さらに言葉ひとつからも香り立つ。表紙は、梶原園子さん、そして口絵はシカクで個展をしていただいたイシヤマアズサさんが担当されています。
本誌冒頭の吉田田吉さん「気仙沼で暮らす」の少なくやさしい言葉で心をつかまれ、丸本文恵さん「気仙沼を訪れて」を読み、震災をいわゆる政治的なものだけに括らず、そこで暮らすことの視点がまずあり、近視でも遠視でもなくゆるやかに捉えている感性に触れ、改めて東日本で起こった出来事について想いを巡らせています。気仙沼の暮らす方の言葉からは、この一瞬だけではなく時の移ろいが感じられて、とても情報量が詰まっていて、読む度に受け取り方が変わるんだろうなあと。この本をずっと手の届くところへ置いて、気がついた度に読み返したいなと感じた。これらの真摯さをぜひ感じていただければ幸いです。
そのほかにも、「ミニ特集・おとなの読書感想文」では、佐藤さとる作品と宮崎賢治作品が取り上げられています。ぜひ、どうぞ、じっくりと寄り添い、味わっていただきたい一冊です。
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