高塚謙太郎ほか Aa vol.06 [00348]

高塚謙太郎ほか Aa vol.06 [00348]

販売価格: 476円(税別)

(税込価格: 514円)

商品詳細

時間の暗闇の底で蒼白く盲いた蚕たちは、濁り蟠った肉
の意識が命じるままに金緑の桑の葉を咬む咬みつづける。
その静かに鬱屈した音の連鎖が耳孔に膨らみ鼓膜
を圧迫して、今夜もぼくは銀の脛を浸す蜜と酢の流れ
を梯子の下で持てあます。
(加藤思何理「蚕が紡いだ物語」より抜粋)
詩の中でも特に奇抜で難解と言われる現代詩の雑誌。
専門誌などで活動する6人の詩人による15編の作品を収録。
折り重なった単語や言葉の断片から、何を感じ想像するか。
A5/70P
[目次]
蚕が紡いだ物語=加藤思何理
椅子女子クロニクル=高塚謙太郎
惑星=高塚謙太郎
革命家の午後=高塚謙太郎
構造物=高塚謙太郎
日傘=萩野なつみ
その蜜はあまりに苦い=加藤思何理
滑稽清水=疋田龍之介
熊の子ども=タケイ・リエ
カスタネットの鳴る夜に=望月遊馬
私語する重力=高塚謙太郎
Flicker world=疋田龍之介
シロちゃん=タケイ・リエ
人魚=萩野なつみ
峠のむこうがわで=望月遊馬