畑中章宏「21世紀の民俗学」 [02507]

畑中章宏「21世紀の民俗学」 [02507]

販売価格: 1,800円(税別)

(税込価格: 1,944円)

数量:

商品詳細

民俗学者の畑中章宏さんが「WIRED」に連載していた記事をまとめた本書。民俗学というと、古くから残る伝統や因習、過去に生きた人たちのことを分析する学問のように思えますが、その研究の射程は、現在や未来にも向けられています。

例えば、本書の第7章では、騒音問題を回避するために参加者がイヤホンをつけ、外に音を出さずにヤグラの周りで踊る「無音盆踊り」が取り上げられているのですが、ずっと続いてきた盆踊りが、どうしようもなく現実と衝突したり、また同時に現代のテクノロジーを活用して変容していく様をつぶさに見つめるその視点は、まさに民俗学そのものでありつつ、新鮮です。

6判/240ページ

(以下、公式サイトより)

テクノロジーや流行と神仏・祭り・習俗が絡みあう、現代日本のリアルとは?

自撮り棒、事故物件、宇宙葬、ホメオパシー、
アニメ聖地巡礼、無音盆踊り、河童の選挙権……?

未来のようでいて過去、あまりに古くて新しい。
インターネット、スマホ、最新テクノロジーが
神仏・祭り・習俗と絡みあう新世紀のリアルとは――?

柳田国男や宮本常一以来、
不安定で流動的な現象の中にこそ
日本人の変わらぬ本質を見出してきた民俗学が、
新時代に切り込む。

民俗学者による「WIRED.jp」異色の人気連載が
最終章「ありえなかったはずの未来」を大幅加筆してついに単行本化!


【目次】

序 ―― 二一世紀の「感情」

1 ザシキワラシと自撮り棒
2 宇宙葬と星名の民俗学者
3 薬師如来と「ガルパンの聖地」
4 テクノロジーの残酷
5 景観認知症
6 文殊菩薩の化身たち
7 無音盆踊りの「風流」
8 ポケモンGOのフィールドワーク
9 祭の「機能美」と戦後建築
10 複数のアメリカ国歌
11 UFO学のメランコリー
12 山伏とホメオパシー
13 お雑煮の来た道
14 すべての場所は事故物件である
15 河童に選挙権を!
16 大震災の「失せ物」

ありえなかったはずの未来─「感情史」としての民俗学