HB編集部(橋本倫史)「月刊ドライブイン vol.09」 [01912]

HB編集部(橋本倫史)「月刊ドライブイン vol.09」 [01912]

販売価格: 463円(税別)

(税込価格: 500円)

商品詳細

ライターの橋本倫史さんによるドライブインを取材するリトルプレス、第9弾です。
日本全国津々浦々のドライブインを訪れ、各号2軒ぶんのルポルタージュを記録しています。

最初は「うわードライブインってあったな。懐かしいなー」という感じで軽い気持ちで読み出すのですが、「ドライブイン」を看板に掲げた店がたくさんできた昭和中期以降、日本の道路網が劇的に変わり、また、人と車の関係も変わっていき、今では寂れた風景の中に佇むお店が多くなっていることを知ると、時代の動きの激しさを感じ、重たいメッセージを受け取ったような気持ちになります。

一軒目の「ドライブインつぼい」の店主の言葉が胸に残りました。
「今はもう、ドライブを楽しむような時代じゃないでしょう。たとえば連休にどこかへ出かけてみようかというときに、下道をのんびり行こうとはなりませんよね。それよりは高速道路で一時間目的地に早く着いたほうがいいと思う。僕らなんかでもそうですよ」

ゴールに少しでも速くたどり着きたいという思いに応えて交通網が整備され、その間は高速で通り過ぎていくだけの場所になる。そうしてどんどんドライブインが姿を消していくんですね。大事なことに気づかされる一冊です。

A5 / 40ページ

(以下、公式サイトより)
【内容】

一軒目に取り上げるのは、岡山県津山市にある「ドライブインつぼい」です。中国地方の内陸部には、閉店してしまった店を含めて、数多くのドライブインが建ち並んでいます。なぜその場所にドライブインがあるのか?――そこには高速道路が関係しています。

中国地方には中国自動車道と山陽自動車道が通っています。この二つがどのように出来上がったのか。それが一般道沿いの風景にも影響を及ぼしています。1966年から「ドライブインつぼい」を営んできたご家族やご近所さんに話を伺いつつ、そこにドライブインが生まれ、消えていった歴史を紐解きます。

二軒目に取り上げるのは、新潟県南魚沼市にある「石打ドライブイン」です。1980年代、レジャー産業やリゾート開発によって日本の風景は大きく変化しますが、この時代にあらたに注目を浴びたスポーツにスキーがあり、日本は空前のスキーブームを迎えます。

「石打ドライブイン」のすぐ裏には、1956年に創業された老舗、石打丸山スキー場があります。バブルの時代にスキーブームが到来すると、このスキー場にも大勢のスキー客が押し寄せました。この地で50年以上営業を続ける「石打ドライブイン」に、当時のことを含めて話を伺いました。

【目次】

「霧に包まれた道 津山・ドライブインつぼい」
「雪に覆われた道 南魚沼・石打ドライブイン」
(取材・撮影・文=橋本倫史)