カストリ出版「白線の女」(著・中村三郎) [1047]

カストリ出版「白線の女」(著・中村三郎) [1047]

販売価格: 2,300円(税別)

(税込価格: 2,484円)

数量:

昭和33年に発行された、売春婦たち約50名の告白集の復刻版。

当時「白線」と呼ばれたモグリの売春地域で客引きをし、検挙された女性たちが、どのような経緯で、いかにして街娼を営んでいたかが克明に語られています。

現在では想像もつかないようなエピソードも数多く、戦後日本の暮らしぶりが垣間見える資料的価値の高い一冊でもあります。

 

・中村 三郎 著

・檀原 照和 

解説 ・渡辺 豪 

復刻編集 ・発行:カストリ出版

・仕様:A5判 / 160ページ / 並製

 

【付録】著者・中村三郎による調査資料

中村の半生に及んだ売春研究の総括ともいえる附表を完全収録。内容は「更正を主体とした特殊女性と日常生活」「特飲業態婦特種状態調査」「赤線女給調査」。それぞれの概要は以下。

 

 

■「更正を主体とした特殊女性と日常生活」

売春婦1760人を調査母体とした日常生活態度から見る更正意欲の調査。調査結果を「自力更生可能な者」、「指導により構成可能な者」、「救い難い者」の3パターンに分ける。〝救い難い〟などなかなか辛辣な表現も散見されるが、興味本位のレッテル張りではなく、中村の現場主義的な視点が垣間見える。

 

■「特飲業態婦特種状態調査」  

売春婦の生活サイクル調査。特飲女給の生活を24時間サイクルで表化。月間のショートタイム客、泊り客のそれぞれの平均数。同じく月間の客数および性交数も…。

 

■「赤線女給調査」

調査対象地は ・吉原 ・亀有 ・品川 ・立石 ・新小岩 ・東京パレス ・洲崎 ・千住 ・武蔵新田 ・向島(鳩の街) ・玉の井 ・立川(羽衣・錦) ・八王子 ・武蔵八丁 都内計16箇所、1200人もの赤線女給を対象にした調査は、民間の一研究家が赤線女給の調査としては、空前絶後の規模。アンケート項目には、「売春婦となった理由」「売春防止法が成立したら売春をやめるかどうか?」「最終学歴」など、興味深いものばかり。

当時から赤線ごとに女の特色があったと言われ、例えば当時の赤線ルポなどには「鳩の街は教育程度が高い赤線だった」と紹介されることもあった。「都内で最もインテリな赤線はどこか?」といった疑問は最終学歴率からその傾向を掴むことが可能に。掴み所のない〝特色〟といったもの定量化する調査として非常に有用。

 



※画像に写っている価格は改定前のもので、現在と異なります。ご注意ください。
カストリ出版「白線の女」(著・中村三郎) [1047]

販売価格: 2,300円(税別)

(税込価格: 2,484円)

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